御殿場線と身延線下車の旅(その1)
2015/03/25
2006年9月1日発行 《第37号》
2003年8月29日(晴れ)旅1日目 〔全駅訪問通算24日目〕
ひょうたんと金太郎
今回の旅は、18きっぷを2日分使って、「御殿場線」と「身延線」を下車する旅です。
御殿場線と言えば、かつての東海道本線。
歴史ある路線の駅はどのようなものなのか期待に胸が膨らみます。
東京駅5:46発の東海道本線で国府津駅へ。
国府津駅では3分の乗り換えで御殿場線へと乗り換えます。
御殿場線はまだ1度も乗ったことがなかったので、初めて見る風景が輝いて見えます。
松田駅
7:23最初の下車駅は松田駅です。

たくさんの人が列車から降りていきましたが、皆駅舎とは反対の方向へと進んでいました。
何でだろうと不思議に思っていたら、小田急線の駅が反対側にあって、乗り換えのためにそちらへ行っているのだと分かりました。
さて、駅舎は木造建築で、かなり古そうです。
建物財産表を探してみてみると、竣工は大正14年10月と書かれていました。
これは古いですね・・・。

相模金子駅
次は国府津方面に折り返して相模金子駅に下車。

片面1線の無人駅です。
小さな待合所が一つあるだけで、駅舎はありません。
駅前の駐輪場や周辺を見渡す限りかなりの利用者がいるように見えますが、駅は小さいです。
周辺の見通しが良いのでなかなか気持ちのいい駅でした。

上大井駅
また一つ国府津駅方面に戻り上大井駅に下車。

ホームは相対式2面2線で、駅構内踏切で結ばれています。
駅舎は無人で、昭和23年竣工の古い駅舎が残っていました。

駅舎とホームの間にはアーチが組まれていて、そこには「ひょうたん駅」と書かれていました。
なぜひょうたん駅か、というと・・
昭和45年、上大井駅の駅員が西日除けのためにと「ひょうたん」を植えたそうです。
その後、上大井駅は「ひょうたん駅」として有名になり、昭和56年には時刻表の表紙にもなったらしい。
そこから今度は大井町の町おこしのシンボルとして、ひょうたんの育成栽培等に発展。
駅のひょうたんが町に広がるという、面白くも素敵なエピソードでした。
下曽我駅・山北駅

山北駅は乗降客が多く、駅構内も広く見えます。
しかしホームは島式1面のみ。
錆び付いた線路と、使用されていないホームがありました。
かつてはもっと大きく賑わっていたのでしょうか。
跨線橋を渡ると、古い駅舎があるのですが、ホームの先にも出入口があるようなので行ってみると、構内踏切を渡っていく小さな無人の駅舎がありました。
利用者が多い駅だけど、駅員がいない出入口があって大丈夫だろうかと他人事ながら心配になりました。

東山北駅・駿河小山駅
次に小さな無人駅の「東山北駅」に下車し、「駿河小山駅」に降り立ちました。

駿河小山駅からは静岡県に入ります。
周囲は山深く、駅はローカルな雰囲気です。
駅舎は大きく、待合室も広くてキヨスクもありました。

駅前に出てみると所々に金太郎の絵が見受けられます。
すると大きな柱に「金太郎誕生の地 小山町」と書かれているのが見えました。
小山町には様々な金太郎伝説があるようです。
金太郎って実在の人物だったんですね・・・。
谷峨駅
次はまた神奈川県に戻り、「谷峨駅」に下車。

山に囲まれた秘境っぽい駅です。
ホームは相対式2面2線で緩やかなカーブを描いています。
跨線橋はなく、構内踏切でホームを結んでおり、渡った先にはトンガリ屋根の真新しい駅舎がありました。
駅舎内はかなり狭いです。

駅前には丸いポストと公衆電話、自販機とベンチのみといったところでしょうか。
一見寂しそうに見える駅ですが、結構利用者が多くいました。
私はこの駅で13分の待ち時間だったのですが、もうちょっと長くいたい気分にさせられる、のどかな景色のいい駅です。
さて、御殿場線の駅はまだ半分残っています。
つづく
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