お正月!新幹線豪遊記(その1)北陸新幹線・上越新幹線
2015/02/13
2006年1月20日発行 《第5号》
正月パスの衝撃(当社比)
前回の外房線の旅の最中、車内の中吊り広告に「正月パス」の案内を発見したんです。
今年2006年の1月1日に使用可能だった「正月パス」は、JR東日本全線(新幹線を含む)とJR北海道の中小国〜函館間、および、青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行・伊豆急行が乗り放題で「12,000円(グリーン車用15,000円)」という豪華にして破格の値段でした。
しかし2003年の正月パスは少し違っていて、JR東日本全線(新幹線を含む)のみで、価格は「10,000円(グリーン車用13,000円)」。
おまけに1月1日用、1月2日用の種類がありました。
初めてその切符の存在を知った私は、そのあまりの安さに驚嘆し、おびえ、身もだえ、狂おしいまでの激情的衝動を、
ってまあ、とにかく欲しかったんです。
だって新幹線乗り放題ですよ。
東京〜軽井沢を往復しただけで元が取れてしまいます。
というわけで、
18きっぷもあまっているのに、私は浮気をして、1日用、2日用の正月パス2枚を衝動買いしました。
突発的無計画の旅
2003年(平成13年)1月1日
年が明けて朝6時、私は東京駅の新幹線ホームに立っていました。
本日の予定は、「新幹線の駅を巡ろうじゃないか!」です。
大体において新幹線の駅は、在来線の駅とくっついているのが多いのですが、例外もあるんですね。
JR東日本でいえば「二戸」「いわて沼宮内」「水沢江刺」「くりこま高原」「白石蔵王」「本庄早稲田」「安中榛名」「軽井沢」「上田」「上毛高原」でしょうか。
2003年当時はまだ「本庄早稲田駅」が無かったので、それ以外ということになるのですが、「二戸」「いわて沼宮内」は指定券を取らないと行けないので、なんとなく却下。
その内、「上田駅」は、この時すっかり見落としていて(これだから素人は!)
下車しなかったという間抜けな結果になりました。
計画は新幹線の車内で随時行う、という荒技だったのが災いしたようです。
何はともあれ、とにかく出発。
まずは「安中榛名駅」に下車しました。
新幹線らしい近代的な造りの相対式ホーム。
待合室にはなんと「峠の釜飯」の売り場がありました。
食べたいのは山々なのですが、いかんせん朝一番なので当然食欲はなく、見送りました。
外に出ると、だだっ広い駐車場があるだけで、何もない。
本当に何もないです。
暫く道路を歩いてみると、途中で行き止まりになっていて、広い土地にぽつりと小さなショベルカーが一台止まっていました。
民家が全くないです。(2003年1月1日)
一応駐車場には何台か車が止められているし、バスが発着しているので、山を越えたところに街があるのかもしれません。
峠の釜飯が一日何個売れるのか、それが心配でした。
安中榛名駅・駅舎
次に隣駅の「軽井沢駅」に下車。
こちらは随分と乗降客がいます。
多くはスキー客でしょうか。周囲は雪まみれです。
駅は橋上駅で、「しなの鉄道」と共同です。
9:24軽井沢を出て、9:44高崎駅に到着。
真っ先にホームに出て、階段を駆け下ります。(※走ってはいけません)
何せ次の列車「Maxたにがわ」は9:46。
2分しか乗り換え時間がない!
エスカレーターを駆け上がり(※走ってはいけません)
何とか間に合いました。
満席状態の車内も、越後湯沢駅に着くとほぼ全員下車してしまい、ほとんど乗客のいない列車は終点の「ガーラ湯沢駅」に到着しました。
スキーのためだけに造られたという駅。
改札を抜けるとすぐにリフトがあるというなんとも不思議な駅です。
もちろんスキー目的でない客は私一人。
駅構内にいる人々は(これがまたものすごい数でした)当然色とりどりのスキーウェアに身を包んでいるわけで、コートにマフラーという「普通」の姿の私はものすごく浮いています。
一応人並みの羞恥心を感じつつ、外に出て駅舎をパチリ。
改札口に戻り、ホームに早く入れさせろ、入れさせろ、逃げさせろ、とブツブツ念じ続けました。

つづく
次回は東北新幹線に乗り換えます
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